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これまで、宇宙観はそれぞれの文明に固有であり、科学的真実の追究だけで宇宙を理解できる、と考えられてきました。しかし、宇宙に関する考えは実際には様々な伝統を横断し、時間と空間を経て変容しています。異なる世界観や宇宙の性質に関する対抗概念は、その古今やルーツを問わず、あらゆる時代や文化において共存していることがよく見られます。国際的かつ学際的な本ワークショップでは、人文学と自然科学の各分野の研究者が集い、宇宙論、天文学、占星術、暦、そして現代の宇宙科学に関連した幅広い事例に焦点を当てて、私たちの多様な宇宙観がどのように進化し、時間と空間を超えてどのように重なり合っているかを共に探ります。本ワークショップでは、西方文明に比べてその長い天文学的伝統の解明が進んでいないアジアに注目し、様々な天文学的知識が過去と現在の言語的・文化的境界を超えて伝達され、受容され、そして変容してきたことを議論します。

京都で行われる本ワークショップは、基調講演、パネルセッション、そして天文観測にゆかりのある場所のガイドツアーを組み合わせることで、歴史と科学の研究者の間の対話を深めることをその目的としています。京都大学は、このような双方向性ワークショップを開催する最高の環境を提供しています。京都はこれまで何世紀にもわたって天文観測の中心地の一つとして知られており、また京都大学では科学史研究が盛んです。本ワークショップは、人文学と自然科学の継続的な対話と協力を通じて私たちの宇宙への理解を深める上で不可欠な第一歩となることを目指しています。

3日間にわたる本ワークショップは、 白眉センター、宇宙ユニット、そして人文科学研究所という京都大学の三つの研究所による共同主催で行われます。この企画は、2015年6月20日と21日に東京で開かれる日本アジア研究会議(ASCJ)にて京都大学のビル・マクと九州大学のシンシア・ヴォーゲルによって組織される二つのパネルと連動して計画されています。「前近代アジアにおける重なり合う宇宙論と宇宙地理学」と題するこれらのパネルでは、天文科学の多様性やアジアの異なる地域における宇宙観の形成や表象を検討します。

開催概要(研究者対象)

日時:2015年6月17日(水)-19日(金)
会場:京都大学人文科学研究所本館4階会議室アクセス
主催:京都大学人文科学研究所,京都大学白眉センター,京都大学宇宙総合学研究ユニット

問い合わせ先: 高井 たかね <takai_at_zinbun.kyoto-u.ac.jp>

公開講座

(2015.06.13追記)募集定員に達しました。

日時:2015年6月18日(木)17:00-18:30
会場:京都大学人文科学研究所東アジア人文情報学研究センター (分館)2階大会議室 アクセス
講演:海部宣男(国立天文台名誉教授,国際天文学連合会長)「宇宙にまつわるアジアの神話・伝説と宇宙観」
矢野道雄(京都産業大学 名誉教授)「宿曜道にみられるインドの天文学と占星術」
主催:京都大学人文科学研究所,京都大学白眉センター,京都大学宇宙総合学研究ユニット
参加:完全予約制です.以下の参加申し込みフォームに記入し usss-event@kwasan.kyoto-u.ac.jp までメールでお送り下さい。 その際、件名は「6/18公開講座申し込み」として下さい。 折り返し確認のメールを送ります。 定員(50名)に達した場合は それ以上の参加をお断りせざるを得ないこともありますので、 あらかじめご了解下さい。

(2015.06.13追記)募集定員に達しました。

ーーーー公開講座参加申し込みフォームーーーー
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職業・学年:
所属(学校名、会社名):
メールアドレス:

本公開講座へ期待すること、発表者への質問などがありましたら ご自由にお書き下さい。

 

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